コラム

水まわり商品、ズバリこのメーカーがおすすめ!

 

― リフォームのプロが本音で選ぶ「キッチン・お風呂・トイレ・洗面」―

 

水まわりのリフォームを考えたとき、必ずと言っていいほど聞かれるのが、

「結局、どこのメーカーがおすすめですか?」

という質問。

TOTO、LIXIL、クリナップ、タカラスタンダード……。

どのメーカーも魅力的な商品を出しているので、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。

 

そこで今回は、あくまで私個人の感想ではありますが、リフォームのご相談を受けてきた経験から、

「私ならキッチンは? お風呂は? トイレは?」

という視点で、ズバリおすすめを選んでみたいと思います。

もちろん、住まい方や予算によって最適な商品は変わります。

「このメーカーが絶対!」というランキングではなく、メーカーごとの個性を知るための参考として読んでみてください。

 

■キッチンなら? クリナップかタカラもしくはLIXILで迷う。

キッチンで私がまず候補に入れたいのは、クリナップ。

クリナップはキッチンを専門に長く手がけてきたメーカーで、現在も「CENTRO」「STEDIA」など、ステンレスを活かした高品質なキッチンを展開しています。

私が好きなのは、何と言っても「キッチンとしての使いやすさ」。

キッチンは毎日使う場所だからこそ、見た目だけではなく、

・収納の使いやすさ

・お手入れのしやすさ

・シンクの使い勝手

・作業スペース

・耐久性

など、実際に使ったときのことを考えて選びたいところ。

特に、「毎日料理をする」「キッチンに立つ時間が長い」「せっかくリフォームするなら、キッチンにはこだわりたい」という方には、ぜひ一度クリナップを見てほしいと思います。

 

ただし、ここで「クリナップが一番!」と決めつけるのは早いです。

掃除のしやすさや、マグネット収納などを重視するならタカラスタンダード。

最近弊社でもタカラスタンダードの商品はすごい人気です。特に40代50代の主婦層の方から掃除性、デザイン性、耐久性を理由に支持されています。

 

デザインや設備の選択肢とのバランスならLIXIL。

もともとトステムとサンウエーブとINAXが合併した会社なので、いろんな機能が満載されていて、弊社でも引き合いが多いです。ちなみに我が家はLIXILの一番お値打ちなシエラを10年使っています。

効率的な動線、十分な収納力、お手入れのしやすさなど、何を重視するかで答えは変わります。

だからこそ、キッチンはショールームで実際に見ていただき、引き出しも開けてみることをおすすめします。

カタログを見るだけでは分からない「使いやすさ」が、意外とありますよ。

 

■お風呂なら? 私は「TOTO」が好きです!

お風呂について聞かれたら、私はかなり迷わずTOTOをおすすめします。

TOTOの浴室は「気持ちよさ」にこだわっているのが特徴。

例えば「サザナ」では、身体を包み込むような「ゆるリラ浴槽」や、シャワー、お掃除など、入浴そのものの快適性を考えた機能が用意されています。また冬場、入った時に足元が冷たくない「ほっからり床」は足裏に心地よく我が家もこれを採用しました。

お風呂って、単に「身体を洗う場所」ではないんですよね。

一日の疲れを取って、ホッとする場所。

だから私は、「お風呂は快適性を重視して選びたい」という方にはTOTOをおすすめしたいです。

 

もちろん、タカラスタンダードのホーロー浴室も非常に魅力的。

ホーローは水や湿気、洗剤に強く、壁面をマグネット収納として活用できるなど、お手入れや使い勝手を重視する方には大きなメリットがあります。床は磁器タイルなので、汚れづらいのも人気の1つです。しかもお値段もお手頃なので非常に優れています。

つまり、

「お風呂で癒やされたい!」→ TOTO

「掃除がラクで丈夫なお風呂がいい!」→ タカラスタンダード

という選び方もおすすめです。

 

■トイレなら? 私は「TOTO」か「LIXIL」!

トイレは……正直、かなり悩みます。

なぜなら、TOTOとLIXILの2社がどちらも強いから。

TOTOなら「ネオレスト」。

LIXILなら「サティス」。

どちらもタンクレストイレの代表的な商品で、清掃性や快適性、デザイン性などに力を入れています。TOTOは「セフィオンテクト」などを、LIXILは「アクアセラミック」や「泡クリーン」などを展開しています。

では、私ならどうするか?

「トイレはTOTOが好き!」

と言いたいところですが、ここはぜひショールームで両方を見ていただきたい。

トイレは、

「便座の座り心地」

「水の流れ方」

「掃除のしやすさ」

「リモコンの操作性」

「便器の大きさ」

など、実際に触ってみないと分からない部分が多いからです。

そして意外と重要なのが、トイレの広さとの相性。

「高機能だから良い」というだけではなく、限られた空間にどれだけスッキリ納められるかも大切です。

LIXILのサティスには、コンパクトな「SATIS S」や、リフォーム向けの商品も用意されています。

だから、

「機能や使い心地ならTOTO」

「デザインや空間づくりも含めて考えたいならLIXIL」

というのが、私の個人的な印象です。

ちなみに自宅はTOTO、会社はLIXIL両方とも丈夫で快適に使えています。

ごめんなさい。パナソニックのアラウーノはあくまでプラスチック製品なので、陶器の便器とは同じ土俵にあげられませんでした。(耐久性と衛生面で違いがあります)

 

■じゃあ、洗面化粧台は?

ここまで来ると、

「じゃあ洗面台はどこがおすすめなの?」と思いますよね。

洗面化粧台は、私はLIXILとタカラスタンダードをまずチェックします。

洗面所は水が飛び散ったり、髪の毛や化粧品などで汚れたり、収納も必要だったり。

意外と「掃除」と「収納」の両方が重要な場所です。

「洗面所をスッキリ見せたい」ならLIXIL。

「丈夫さやお手入れのしやすさを重視したい」ならタカラスタンダード。

という選び方がおすすめです。

それでも他を見たい方は、TOTOの陶器ボウルが特徴のサクアも捨てがたいので、

一度ご覧ください。

 

私ならこう選ぶ!水まわりメーカー早見表

最後に、私の個人的なおすすめをまとめると……

 

■全部同じメーカーにする必要はない

各社には長年培った技術の結晶があります。全ての水まわり設備を同じメーカーで統一することにこだわると、本当に求めている機能やデザインを妥協しなければならない可能性が出てきます。

キッチンはクリナップかタカラかLIXIL

お風呂はTOTOかタカラ

トイレはLIXILかTOTO

洗面台はタカラかLIXILかTOTO

……こんな組み合わせだって、もちろんアリです。

 

■結局、一番おすすめのメーカーは?

実は、答えは「人によって違う」です。

料理が好きな人と、料理をほとんどしない人。

お風呂でゆっくりするのが好きな人と、シャワー派の人。

掃除が苦手な人と、インテリアにこだわりたい人。

同じ家族でも、重視するポイントは違います。

だからリフォームでは、「一番人気のメーカーだから」ではなく、「自分たちの暮らしに合っているか?」で選んでほしいと思います。

そして、カタログだけで決めないことも大切。

ショールームに行って、実際に触って、開けて、座って、浴槽に入ってみる。

「これ、毎日使ったらどうかな?」と想像してみてください。

値段はシリーズによって変わりますが、同じレベルの商品ならどれも同じ位です。車で言えば、例えばステップワゴン(ホンダ)とノア(トヨタ)みたいなものです。完全にデザインや感触や使い心地の好みになります。

 

まとめ

水まわりは、一度リフォームすると長く使うもの。

だからこそ、価格だけではなく、10年後、20年後の暮らしまで想像して選ぶことをおすすめします。

「どのメーカーがいいか分からない」という方は、ありがとうの家にぜひお気軽にご相談ください。私たちが実際の暮らし方やご予算をお聞きしながら、メーカーの違いも含めて一緒に考えます。